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久米 幸絵
広告代理店にて展示会ブース設計・デザインの仕事に携わったのち、フランスに留学。毎週のマルシェ巡りと食べ歩きで、フランス料理と仏文化を学ぶ。帰国後、フランス料理レストラン&パティスリーの厨房に勤務。 興味のあるものはフード&アート。現在は「建築と料理の類似性」について、料理というアプローチから考えてゆきます。 また、人が集う場所に欠かせない食べ物は重要なコミュニケーションツールです。幸福な「場」を作るシチュエーションアートとして料理をとらえてゆきたいです。 趣味はおいしいレストランの開拓と、宗教建築巡り。市場やスーパーを徘徊すること。 ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると、励みになります。 人気blogランキングへ カテゴリ
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2006年 07月 02日
今日は代官山「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」のお菓子教室。 本日のメニューは「レモンのシフォンケーキ」です。 シフォンケーキは昔、まだ今ほど普及していなかった頃にはまって、よく作っていました。 生地がどんどんふくれる面白さとか、ひっくり返して冷ます楽しさとか、自分でやる楽しさが満載で、しかも失敗することが少ない、自分でやってみたい気持ちをかなり刺激されるお菓子ではないかと思います。 羽根のように軽い食べ心地と、以外と手軽にできるところが好き。 でも、そのふわふわして妙にかさばって味が単調なところに、飽きてしまう時もあるのです。 私が「イル・プル」を支持する理由は、そこにカリスマシェフがいるから。 弓田亨先生は、私がお菓子を作る時に、勝手に「心の師匠」と呼ばせていただいている一人です。 「卵白を泡立てるときは、ハンドミキサーの速度3で1分30秒、そのあと速度1に落として1分間!!」とか……細かすぎます。 でも、そのおかげで、あまり経験のないお菓子でも、プロの仕上がりに近づきます。 あとは素材に対するこだわりを持っていらっしゃるので、よそで食べるとあまり特徴がない、パワーの感じられない頼りないものになりがちなシフォンケーキのようなお菓子でも、ここのお菓子の特徴である、パワフルな、素材個々の味わいを感じられるものになっています。 何を作っても「その人の味&思想」を感じられるお菓子は、すごい。 そのあと、今日はこの店の空気にあやかりたい…と思って、ブティックの奥のイートインスペースで遅めのランチ。 ハーブとクリームチーズのサンドイッチは、レーズンとナッツ入りのパンです。食パンの形なのに、レーズンがすごい存在感。もうひとつのサンドイッチはハムチーズ。 ガスパッチョと、ピクルス並みにすっぱくて、すごく歯ざわりの良いキャロットラペのサラダがついてきます。
by passage_chantier
| 2006-07-02 00:15
| デザート・パン・焼き菓子
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