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久米 幸絵
広告代理店にて展示会ブース設計・デザインの仕事に携わったのち、フランスに留学。毎週のマルシェ巡りと食べ歩きで、フランス料理と仏文化を学ぶ。帰国後、フランス料理レストラン&パティスリーの厨房に勤務。 興味のあるものはフード&アート。現在は「建築と料理の類似性」について、料理というアプローチから考えてゆきます。 また、人が集う場所に欠かせない食べ物は重要なコミュニケーションツールです。幸福な「場」を作るシチュエーションアートとして料理をとらえてゆきたいです。 趣味はおいしいレストランの開拓と、宗教建築巡り。市場やスーパーを徘徊すること。 ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると、励みになります。 人気blogランキングへ カテゴリ
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2005年 08月 08日
ごく薄く伸ばした小麦粉に、みじん切りにした葱とラードを広げて中国山椒(花椒)と塩をふり、棒状に巻いてからつぶして形をととのえた中国風のパイ。塩味の基本的なものから、ごまあんや砂糖、ナッツなどを加えた甘い味のものまで応用が可能。洋風のものとはひと味違う、新しい食感でした。 これを作るのも、まるで粘土細工のようなおもしろさ。 まずは小麦粉をこねて、薄く、うす~くのばします。最初のうちはなかなか難しいものですが、回数をこなすと絶対にうまくなります。陶芸などに興味のある人には向いているのではないでしょうか。柔らかくて気持ちいいし、そのあと「食べられる!!!」と思えば、創作意欲も胃袋も共に満足。すばらしい。 その後ごま油を塗り、調味料を振って、葱とラードをていねいに、まんべんなく広げます。葱はともかく、ラードに片寄りがあると、きれいな層にならないのです。このあたりの仕事に気を配れるかどうかが、匠の技になるのか、素人作品に終わるのかの分かれ道です。 それを細長い棒状に巻いてから等分に切ります。そしてここからがハイライト。手の上でちょっとだけ回転させながら押しつぶし、平たい形にする!!「わかんない」と思うでしょうが、実際にやってみれば、それなりのものが出来ます。 失敗しても気にしないことが、料理上手になるための早道ではないかと思います。 私は最初の2つぐらい失敗したけど、そのあと焼いてしまえば味は一緒。人様にはお出しできませんが…。 小麦粉は面白い!!オーブンいらずのところもポイント。 材料:小麦粉200g、ぬるま湯110ml 九条ねぎ、ラード、中国山椒、塩、ごま油 ①小麦粉の中に、ぬるま湯を2,3回に分けて加えながら箸でかきまぜる。 全体がまとまって、手につくかつかない程度の柔らかい生地になる。 しばらく休ませてから、1ミリほどの極薄にのばす。 ②ごま油を塗り、塩と山椒をふる。 ③ねぎをみじん切りにして、ラードと混ぜ合わせたものを全体に広げる。 ④端から巻いて細長い棒状にし、8等分に切って、手のひらで90度回転させな がら上下に押しつぶし、平たい形に整形する。 ⑤フライパンで焼き上げる。 人気blogランキングへ
by passage_chantier
| 2005-08-08 15:31
| エスニック・中華
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