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久米 幸絵
広告代理店にて展示会ブース設計・デザインの仕事に携わったのち、フランスに留学。毎週のマルシェ巡りと食べ歩きで、フランス料理と仏文化を学ぶ。帰国後、フランス料理レストラン&パティスリーの厨房に勤務。 興味のあるものはフード&アート。現在は「建築と料理の類似性」について、料理というアプローチから考えてゆきます。 また、人が集う場所に欠かせない食べ物は重要なコミュニケーションツールです。幸福な「場」を作るシチュエーションアートとして料理をとらえてゆきたいです。 趣味はおいしいレストランの開拓と、宗教建築巡り。市場やスーパーを徘徊すること。 ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると、励みになります。 人気blogランキングへ カテゴリ
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2006年 08月 30日
今年の夏は新潟で楽しいアートを沢山見てきましたが、その中でも特に感動したのがこれ。 私はお花モチーフが好きで、ケーキのデコレーションパターンなどに意識して使うことがありますが、こんな形の花もあるとは!! 「妻有トリエンナーレ・大地の芸術祭」は、参加チームが全部で300以上、著名な海外からの招待作家から自らエントリーする日本の若手など、バリエーションに富んでいるのが特徴です。 その中でも、これは見に行った人からの口コミで噂が広がっていった作品です。 菊池歩さんという方が作った「こころの花」。 芸術祭の案内板にしたがって、道路からわき道にそれた森の中に入っていきます。 立ち姿の美しい森の、木立の間を抜けていくと、その先に水色のキラキラした花畑が見えてきます。ビーズと針金ででできたお花が、とにかく圧倒的な量感です。 何千、何万本のビーズの花が咲いている森の中を、のんびり散歩。 木々の美しさと、木漏れ日の光が落ちてくる様子など全部の要素が合わさって、それはもう、見たこともないような世界がここにありました。 何がすごいとか、どの点に考えさせられるとかそういうアートではなくて、頭の中は無心。快適です。 このイベントに出品した作品は、基本的には会期終了後に撤去するらしいです。 これが今ここにあるうちに、誰か歌手の人にビデオクリップ撮影とかに来てほしい。 お花畑にはやっぱり、かわいい女の子がいてほしいな~。 人工的な感じがするところとか、浜崎あゆみあたりがすごくイメージです。 ふわふわドレスでばっちりメイクの「姫」がいたら、最高! #
by passage_chantier
| 2006-08-30 00:50
| お散歩
2006年 08月 23日
新潟で見てきたものシリーズ。
夏の間だけ「小白倉いけばな美術館」というのをやっていて、人が住まなくなった古民家を改築して美術館にしています。 何人かのいけばな作家の方たちが、1週間ごとのリレーで展示していました。 その中で面白かったのがこれ!! 八畳くらいの和室全体を使った作品で、部屋じゅうがいけばな。 作品の中に入っていって、鑑賞するのはあお向けに寝転がって見るのがベスト、なんだそうです。 かぼちゃとか、うりとか、山百合とか…。 基本、その辺に生えているものを使っているそうです。山の中を入っていくとこんなに見事なユリが咲いているなんて、うらやましい。 年代物で、清潔で、人の手が沢山入っている感じのする場所っていいなー。 日本家屋って、やっぱり「陰影」ですね。こんなおうちに住みたい。 …そういえばここの家って、障子紙貼ってなくて、ガラス?? 普通っぽく見えるけど、やっぱり普通じゃないかっこよさっていうのは、作家の手が入っているからでしょうか。 #
by passage_chantier
| 2006-08-23 23:32
| 生活
2006年 08月 23日
大変久々の更新です。 あまりに変化のない状態が続いているのに、来てくださる方がいるのがなんだか申しわけない感じです…。 現在新潟で開催中の「越後妻有アートトリエンナーレ・大地の芸術祭」見学に行ってきました。 写真はジャネット・ローレンス作「エリクシール/不老不死の薬」です。 地元産の薬草や果実を使ったリキュールを作っていて、味見もできます。 梅酒やびわ、見慣れない薬草酒がたくさん。こうやって大きなフラスコや試験管に入っていると何だか怪しげな雰囲気で、いかにも「効きそう」な感じです。 この建物のすぐそばにあるローレン・バーコヴィッツの作品「収穫の家」です。 白っぽく見える床の部分は地元の魚沼産コシヒカリを敷きつめていて、器に入っているのは豆やとうもろこし、唐辛子など、地元の農作物。 どうってことのないダイレクトさですが、食べものに関わるすべてのものにラブ♡な私にとっては、興味深い素敵な作品です。 ものを食べずには生きていけないし、生まれた土地のものを食べるから、その土地が身体にしみついてしまうんですね。 近くに咲いている花を、ドライフラワーにして織物のようにしきつめています。 花のじゅうたん? #
by passage_chantier
| 2006-08-23 01:32
| 生活
2006年 07月 07日
こんなの作ってみました。 自分で撮影した写真を加工するのは、地道だけど楽しい作業です。 最近、いろいろ人とお会いして新しいアイディアなどをもらう機会があります。 たとえば 「生クリームとかを使ったお菓子は作らないの?」とか、 「バースデーケーキみたいなのを注文したいな」とか、 「暑いからゼリーが食べたい」とか色々…。 最初は「そうかも!!」と思って色々、新しいお菓子の型を買ったりして色々挑戦していましたが、以外にこの四角いバターケーキも奥が深くて…。 ちょっとずつ配合を変えたり、混ぜ方や泡立て方を変えたりすることで、びっくりするぐらい食感が変わってしまうのです。 それが面白くて、とうぶんこのスタイルでがんばるぞー!! 今度、カフェにもおろします。 #
by passage_chantier
| 2006-07-07 23:32
2006年 07月 02日
今日は代官山「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」のお菓子教室。 本日のメニューは「レモンのシフォンケーキ」です。 シフォンケーキは昔、まだ今ほど普及していなかった頃にはまって、よく作っていました。 生地がどんどんふくれる面白さとか、ひっくり返して冷ます楽しさとか、自分でやる楽しさが満載で、しかも失敗することが少ない、自分でやってみたい気持ちをかなり刺激されるお菓子ではないかと思います。 羽根のように軽い食べ心地と、以外と手軽にできるところが好き。 でも、そのふわふわして妙にかさばって味が単調なところに、飽きてしまう時もあるのです。 私が「イル・プル」を支持する理由は、そこにカリスマシェフがいるから。 弓田亨先生は、私がお菓子を作る時に、勝手に「心の師匠」と呼ばせていただいている一人です。 「卵白を泡立てるときは、ハンドミキサーの速度3で1分30秒、そのあと速度1に落として1分間!!」とか……細かすぎます。 でも、そのおかげで、あまり経験のないお菓子でも、プロの仕上がりに近づきます。 あとは素材に対するこだわりを持っていらっしゃるので、よそで食べるとあまり特徴がない、パワーの感じられない頼りないものになりがちなシフォンケーキのようなお菓子でも、ここのお菓子の特徴である、パワフルな、素材個々の味わいを感じられるものになっています。 何を作っても「その人の味&思想」を感じられるお菓子は、すごい。 そのあと、今日はこの店の空気にあやかりたい…と思って、ブティックの奥のイートインスペースで遅めのランチ。 ハーブとクリームチーズのサンドイッチは、レーズンとナッツ入りのパンです。食パンの形なのに、レーズンがすごい存在感。もうひとつのサンドイッチはハムチーズ。 ガスパッチョと、ピクルス並みにすっぱくて、すごく歯ざわりの良いキャロットラペのサラダがついてきます。 #
by passage_chantier
| 2006-07-02 00:15
| デザート・パン・焼き菓子
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