P R O F I L E
久米 幸絵
広告代理店にて展示会ブース設計・デザインの仕事に携わったのち、フランスに留学。毎週のマルシェ巡りと食べ歩きで、フランス料理と仏文化を学ぶ。帰国後、フランス料理レストラン&パティスリーの厨房に勤務。 興味のあるものはフード&アート。現在は「建築と料理の類似性」について、料理というアプローチから考えてゆきます。 また、人が集う場所に欠かせない食べ物は重要なコミュニケーションツールです。幸福な「場」を作るシチュエーションアートとして料理をとらえてゆきたいです。 趣味はおいしいレストランの開拓と、宗教建築巡り。市場やスーパーを徘徊すること。 ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると、励みになります。 人気blogランキングへ カテゴリ
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2006年 05月 29日
旅行日記の本題に入る前に、まずはお土産をご紹介。 京都の老舗和菓子屋さん「満月」の阿闍梨餅(あじゃりもち)です。 「満月」では、この「阿闍梨餅」の他に棹物の「京納言」、「最中」、そして店名にもなっている「満月」の4種類のお菓子しか作っていません。 阿闍梨餅は一見、どら焼きのようなお菓子に見えますが、餅粉を使っているため、皮が小麦粉で作ったときのようなスポンジ状ではなくて、もっちりした独特の歯ごたえをしています。 「阿闍梨」というのはお坊さんの位のひとつで、修行をするお坊さんの笠の形を模しているそうです。 初めて食べた時は、この新食感にひと目ぼれ。 東京では三越の諸国和菓子コーナーでしか扱いがないので、銀座のお店に出かけました。 名前もきちんと憶えていなくて、店員さんに「京都で売っているお菓子で~、おまんじゅうみたいな、どら焼きみたいな感じで、お坊さんのかぶる笠みたいな名前のお菓子なんですけど…」と聞いたら即、「ああ、阿闍梨餅!今日はもう売切れてしまって、日本橋店でも扱いがありますよ。」と親切に教えてくれました。売り場の人の豊富な知識に、感動です。 こんないいかげんなお客さん、以外に多いのかな…。 以来、忘れられない名前になりました。 見た目は素朴な、親しみやすい形をしていますが、ひと口たべてみるともっちりした皮の部分が良い意味で期待を裏切る食感で、驚かされます。 あんこの甘さがすっきりしていて、しっかりと甘いのにちっともくどくない、とても洗練されたお菓子です。1個100円で、10個入りを買ってきましたが、あっという間に食べつくす勢いです。 他にもお土産のお菓子は沢山買ってきましたが、日持ちしないかも~、という理由で、真っ先になくなりそうです。 #
by passage_chantier
| 2006-05-29 23:22
| デザート・パン・焼き菓子
2006年 05月 28日
関西方面に旅行に行ってまいりました。
お仕事&自己投資(たまに趣味狂いと言われます)という名目の食べつくしツアーで、かなり濃い内容です。時間差はありますが、ブログで追ってご紹介していきたいと思います。 まず初日は、お菓子教室へ。先生はシェフ・パティシエの川瀬義和さんです。 今回のメニューはまずは緑茶のサブレ。 ちょうど新茶が出回る季節なので、食材としてお茶の葉を扱うのはタイムリーですね。 室温に戻したバターに砂糖、卵黄、粉の順番で混ぜ込んでいく基本のサブレに、お茶の葉が入ります。香ばしく焼きあがったところに、抹茶風味のバタークリームと大納言小豆をはさんで、できあがり。 その次は大作の、ムースタイプのホールケーキ、カラマンジー・ショコラです。 まずは小麦粉を使わずにココアと卵、砂糖だけで作るビスキュイ生地を作ります。 それをセルクル型に敷き込んで、チョコレートのムースと柑橘(今回はシークヮーサーを使いました)のムースを重ねて、冷凍庫へ。 生地が固まって落ち着いたら、いよいよ本日の作業のハイライト、チョコレートのグラサージュです!!きれいに、まるで鏡面のように仕上がったら、大成功。 今回はシェフの指導のもとに行なったので、うっとりするほどきれいな仕上がりです。 この作業はとても神経を使うので、通常、お菓子屋さんではシェフ・パティシエクラスの人のみが行ないます。もちろんちゃんと準備すれば自宅でも出来ますが、余ったグラサージュ・ショコラのことを考えると…。 楽しくて憧れの作業なので、こういう場所でやらせてもらえると、とっても嬉しい。 お味は、シークヮーサーの酸味とチョコレートの酸味、香りが溶け合った、とても夏向けのチョコレートケーキ。軽やかですっきりしてます。 #
by passage_chantier
| 2006-05-28 23:22
| 生活
2006年 05月 22日
先日、恵比寿まで行ってきました。 以前から気になっていたailaでランチです。 以前はパトリス・ジュリアンさんのお店でした。 彼はモロッコ生まれのフランス人で、ヨーロッパの血を持ちつつもエキゾチックなテイストを取り入れるのがとても上手で、しかも現在は日本在住、かなりの日本びいき。 パトリスさんが提案するお料理はどれも、フレンチテイストですがスパイスがかなりきいてます。 機会があったら行こう…と思っているうちにお店は違う名前になってしまいましたが、メニューなどはあまり変化させずにやっているみたいです。 普通のお店ではあまりお目にかかれない、クスクス。 今日は夏野菜と羊肉です。 イスラム諸国のお料理なので、使われる肉は羊が定番です。 ズッキーニ、ナス、トマトなどのクスクスに欠かせない野菜と一緒に、かぼちゃが入っているところがおいしかった。 クスクス大好きで、家でもたまに作ります。 野菜スープを作って、それにパリの移民街の、アラブ人経営のスーパーで買いだめしてくる「クスクスミックス」スパイスを入れると簡単です。 スパイスを切らしてしまった時は、パプリカ、コリアンダー、クミン、シナモン、チリペッパーなど、家にあるスパイスを色々てきとうに組み合わせて、運が良ければなんとなくイメージ通り、クスクスの味になってくれます。 パプリカを多めにすることと、野菜自身の甘みを生かすのがポイントでしょうか。 家で作る時は、羊が手に入らなかった時はチョリソーなどのソーセージや、大きめに作ったミートボールと一緒に食べます。 #
by passage_chantier
| 2006-05-22 00:04
| 外食
2006年 05月 21日
大変久々の更新です。 いつ来ても同じ画面だったのにも関わらず足を運んで下さっていたみなさま、大変失礼いたしました。しばらくご無沙汰していましたが、これからも自分の気に入ったものを見つけて、ここで公開していきたいと思います。 ちょっとカジュアルな雰囲気のお茶席に行ってきました。 お菓子はお干菓子を中心に、数種類です。 お花の形の懐紙にお行儀よく並んでいるお菓子は、上が萩にある「光國本店」の、夏みかんの皮を使ったお菓子「萩乃薫(はぎのかおり)」です。 ブラウニーのために、いつも夏みかんの皮を使ったオレンジピールを手作りしているので、私は柑橘類の皮に対する思い入れは人一倍。これはしっかりと苦みが抜かれていて、香りがよく上品に仕上がっています。 下のお菓子は「麦こがし」です。 きな粉に似た雰囲気の、こがした小麦粉をお砂糖と一緒に固めたもの。 らくがんほどダイレクトな甘みではなくて、でんぷん質のざらりとした田舎っぽさがおいしい。 春のお菓子大集合。 和菓子のいいところは、季節感をそれはもう大事にしているところだと思います。 お盆の上の春の演出です。 これは和三盆糖で作ったらくがんなど。 ただ、型に詰めて固めるだけなのに…。 #
by passage_chantier
| 2006-05-21 15:46
| デザート・パン・焼き菓子
2006年 04月 20日
自由が丘散策に行ってきました。
お菓子の有名店が数多くひしめきあい、製菓材料や器具の店として有名な「クオカ」やスイーツフォレストなどがあって、お菓子が大好きな人にははずせない街です。 最近お菓子屋さんがとっても気になってしまう私は、焼き菓子をお土産に買って帰るパターンがとても多いのですが、ウインドーに並ぶケーキの姿があまりに美しいので、このお店をすすめてくれた友人とその場でお茶することにしました。 さて、女子が3人集まってケーキをひとつずつ。当然、それぞれ味見させてもらいます。 まずは透明感のあるオレンジピールのデコレーションも美しい、チョコレートベースのケーキです。ケーキの中にもオレンジピールやドライフルーツ、チョコレートにわずかに仕込んであるナッツなどがとてもおいしかったです。 次は私が選んだケーキ。 ブラックベリーとビターチョコレートが鏡のような「ミロワール」に仕上がって、食べるのがもったいないほどきれい!!中身はフランボワーズなどの酸味の効いたムースなどが入っていて、チョコレートとベリーは相性がいいのだなぁとしみじみ思いました。ある意味定番の組み合わせだけど、味のバランスがとても良いのです。 甘~いチョコレートがキラキラしちゃって、もう、たまらない…。 最後は定番・モンブラン。 どこのお店でも作っていますが、ここのは5本の指に入れてもいいくらい、おいしいかもしれない…。マロンクリームとクリームシャンティイ、メレンゲという定番中の定番の組み合わせでした。きちんとしたものを一番おいしい、ベストの状態で出してくれるお店って、最高。 おうちでゆっくり食べるのもいいですが、やはりその場で食べたいです。 そしてもちろんお土産として、大好きなタルトやバターケーキなどを買って帰りました。 #
by passage_chantier
| 2006-04-20 23:31
| デザート・パン・焼き菓子
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